若王子倶楽部左右オンラインショップ / 貝母透かし篭

貝母透かし篭

¥38,500 税込
商品コード: NC10
関連カテゴリ
数量
カートに追加しました。
カートへ進む


わずか1ミリほどの竹で数種類の技法を使って編み上げられている
花入。光が描く影までもが繊細で美しく、涼やかです。
優しく品のある佇まいは、花を一層引き立てます。

・ 裏側に作家の銘が入っています
・ 銅板を張った竹筒がついています


【サイズ】 全体 H36.5 cm 
      編み部分 上部 φ5.2 cm, 下部 φ5.5 x H16.8 cm

※パソコンやスマホなど機種により色味が多少異なる場合がございます
※寸法は一部を計測しています
【作家】中野竹藝

鳥取県倉吉に工房を構え、100年以上続く中野竹藝は孟宗竹の他に希少価値のある約300年前の煤竹や特定の場所にだけ生息する特殊な竹などを用い、伝統の技を基に品格ある竹工芸品を制作しています。
人間国宝でも不可能といわれている竹を割らずに円にする特殊技法に長け、その特性を知り尽くし、数種類の技法を組み合わせ、精緻を極める技で編み上げていきます。
常識にとらわれない遊び心ある作品や竹の美しさを追求する優美で洗練された作品は、形だけでなく影までもが美しさを放ちます。

【Profile】

1912年 ドイツ人と提携して竹ペン軸会社創設(本社神戸)
1943年 呉海軍軍需部指定工場となる
    (竹銃・海軍携帯折畳式寝台)
1946年 輸出ステッキ製造
    (アメリカ・ドイツ・イタリア向け)
1947年 天皇陛下へ凰尾竹製硯箱献上の栄に欲す
1965年 天皇、皇后両陛下上覧のため煤竹製衝立を作製
1970年 日本万国博覧会(エキスポランドクラブ館)に
     煤竹製衝立を出品
1994年 天皇・皇后両陛下御買上げの栄に欲する
1995年 皇太子殿下、妃殿下に献上の栄に浴する

- 日本の竹について -
工芸品に使われる竹は真っすぐで美しく、日本の四季がある からこそ、丈夫でしなやかな竹になります。 人の手で育てられ、また切ってから油抜きや天日干しなど時間がかかる工程を経て、ようやく職人の下に届きます。
「竹割り3年、編み8年」という言葉が存在するように、職人の方が 技を身につけるには経験の積み重ねも必要になります。 多くの時間と熟練の技によって作品が完成していくのですが、 中野竹藝の社長は語ります。 「時間をかければ、技術を磨いてある程度のものが作られるようになる。 でも、そこから先はその人が持つ品格が必要。作品に品が生まれるから。」
見れば見るほど引きこまれる魅力をもつのは、技だけでなく品を宿して いるからだと納得する作品です。
若王子倶楽部 左右KOGEI GALLERY & SALON IN KYOTO
営業時間 11:00~17:00営業日 月・・金・土・日曜日
© SAYUU.
back-to-top

カテゴリ一覧

ページトップへ