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蹲掛花入

¥11,000 税込
商品コード: IS56
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日本では千年近く歴史をもつ岡山県の備前焼。
口の部分の歪みが自然で優しい存在感を放ちます。
また釉薬をかけていないので土味がよく表れ、炎がつくりだす
焼き色の変化も美しい景色となっています。
後ろには壁に掛けられるよう金具がついており、備前焼は水を
きれいに保つ効果があるといわれているので、長く花を楽しめます。




【サイズ】 φ10.2 cm x H10.5 cm

※パソコンやスマホなど機種により色味が多少異なる場合がございます
※寸法は一部を計測しています
【作家】伊勢崎 紳

古墳時代の後半から日本で作られていた陶質の土器である須恵器をルーツにもつ備前焼は、 岡山県伊部の北にある山々から雨水に流され、数億年もかけて堆積したきめ細かい、粘り気のある土を使って焼かれます。
中学生の頃から窯焚きを手伝い、備前焼に触れることが生活の一部になっていた伊勢崎氏は、土味を見極めながら土選びをし、また自身で粘土を掘り、ほとんど手作業で精製することもあるといいます。
年に一回の窯焚きは一度に 1000 点以上をつめ、2 週間近くじっくりと焼締めます。備前焼をつくって いた昔の人がもし、“今”という時代に生きていたら、どんなものを作りたいかを想像しながら制作 していると語ります。
また土の粗さに変化をつけたり、模様を浮き立たせたりすることによって陰影をつけ、窯焚きでは経験を重ね、炎の特性を知り、コントロールすることで生みだされる炎の模様。 これらが合わさることで一見シンプルでありながら、静かに、力強く佇み、表情豊かな存在感を放ちます。
千年以上の歴史をもつ備前焼の流れを受け継ぎつつ、自分の幅を広げることにより新たな作品を 生みだす伊勢崎氏の可能性に期待は膨らみます。

【Profile】

1965年 伊勢崎満(岡山県重要無形文化財)の二男として生まれる
1988年 大阪芸術大学を卒業し、父に師事、その陶技を習得する
1989年 第40 回岡山県展で特別賞受賞
1995年 第42 回日本伝統工芸展入選 日本工芸会正会員となる
1999年 独立 以後 受賞、展覧会等多数
若王子倶楽部 左右KOGEI GALLERY & SALON IN KYOTO
営業時間 11:00~17:00営業日 月・・金・土・日曜日
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